根面う蝕に注意!歯の根元を守るための予防と対策

根面う蝕は大人の虫歯と言われ、30代以降に増えてくる虫歯です。歯が長くなったような気がすると感じる方は特に注意が必要です。

今回は根面う蝕とは何か、リスクや予防方法についてご紹介します。

 

根面う蝕とは?

根面う蝕

根面う蝕とは、歯の根元にできる虫歯のことです。力強いブラッシングや加齢、歯周病などが原因で歯茎が下がり、歯の根元が露出することで虫歯のリスクが高まります。

 

根面う蝕のリスク

歯茎の退縮

歯の根元は、もともと露出している歯冠部に比べて柔らかく酸に弱く、虫歯になりやすく進行も早いため、根面う蝕は歯を失うリスクが高い虫歯です。

 

根面う蝕の予防方法

根面う蝕の予防のポイントは、歯茎が下がらないように守ることです。そのためには、早い時期から以下の様な日々の正しい口腔ケアが大切です。

 

正しいブラッシング

歯磨き指導

ゴシゴシ歯を磨いても歯や歯茎を傷つけてしまうだけで、虫歯や歯周病の原因となるプラークを効率的に落とすことができません。歯磨きは軽い力でやさしく丁寧に行いましょう。デンタルフロスやフッ素配合の歯磨き剤などを取り入れることもおすすめです。

当クリニックでは、一人ひとりのお口の環境に合わせた歯磨き指導を行っています。気づかなかった磨きグセを知り、汚れをキレイに落とすコツが身に付きますので、ご自宅でのセルフケアをより効果的に行なっていただけます。

 

定期的な歯科検診

PMTC(ピーエムティーシー)

歯科医院での定期的な検診やクリーニングを受けることで、お口の健康状態をチェックし、早期に問題を発見・対処することができます。

 

生活習慣の見直し

健康的な食事やストレス管理、喫煙をひかえるなど、全身の健康状態を保つことも歯の根元の健康につながります。

 

まとめ

今回は根面う蝕とは何か、リスクや予防方法についてご紹介しました。

根面う蝕は歯の根元にできる虫歯であり、進行が早く歯を失うリスクが高い虫歯です。適切なブラッシングや定期的な歯科検診、フッ素などの予防策を行うことで、根面う蝕のリスクを低減し、歯の健康を守りましょう。歯科医院での定期的なケアと、日常生活での適切なケアを両立させることが大切です。

当クリニックは、歯を治すだけではなく、歯の健康管理を実施できる予防型歯科医院をめざし、充実した環境のもと、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた、効果的な予防プログラムの提案に取り組んでいますので、お気軽にご相談下さい。

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